第1回 それぞれの世界を生きている

アトリエ・エレマン・プレザンは三重と東京に拠点がありまして

ダウン症の人たち専門のアトリエを開いています。

今日は、ダウン症の人たちの文化について

お話しさせていただければとおもいます。

 

ダウン症の人たちの持っている世界を

どのようにとらえて形にしていけばいいのか

いろんなプロジェクトがすすんでいる最中なんですけど

三重・志摩の方でもダウンズタウンプロジェクトというのを進めています。

僕が一番思っていることは、結局、この世界には種類があって

その事実に気づかず、

自分の生きている世界を唯一のものと思い込むと、

すごく偏った世界を生きる事になる、ということです。

そこで、なぜ、

ダウン症の人たちの世界をテーマとするか?

ということなんですけど

福祉の世界でもそうだし、

精神医学の世界でもそうなんですけど

障害による違いみたいなことはあまり議論されてこなかったんです。

なぜかというと、

それは差別みたいなことに関係してくるから。

だけどほんとは、

一般の世界( 健常者の世界) にしても

あるいは様々な人種や民族にしても

固有の世界がある訳で、

唯一正しい1つの世界だけがある訳ではない。

そのことを知る事が大事だと思うんです。

僕らはいわゆる「健常」と呼ばれる世界に生きていますが

時代によっても常識とされていたものは違うし、

国によっても全くちがう。

実際はすごく偏った世界にいるということを

自覚する事がいろんな回答につながる、と思っています。

ダウン症の人たちの世界も

それと同じようなことがいえると思うんです。

ダウン症というのは、染色体異常として

21 番目の染色体が分かれていて

通常より一本多くなっています。

この一本多いと言う言い方を僕もしましたし

良く言われる事ですけど

正確に表現すれば

多いというよりは分かれているという方が適切でしょう。

でも、その21番目の染色体が

なにを意味しているのかというと

実際、医学的、科学的にはまだはっきりとわかっていないようです。

ダウン症の人たちがどういう存在であるのか、ということは

科学と関わっている部分で

もう少し研究した方がいいと思うんですけど

まだあんまり研究がなされていない、というのが実情です。

 

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