第4回

アトリエ・エレマン・プレザンのこと

僕たちはダウン症の人たちについて、

絵画における作品を中心に

彼らの感性っていうのを

知ってもらうという機会をつくっています。

     

僕らは、言葉でこうして伝え合っていて

それが全てであると思って生きていきがちなんですけど、

そうじゃない世界、

特に言葉のない世界というものも当然存在します。

言葉が交わされていなくても、

当然、感情も動いていれば

気持ちも動いている訳です。    

 

なぜ、絵を描いているのかという事も

そのひとつの表れなんですけど

言葉によらない表現を見て行く事で

もっと豊かなものが見えてくると考えています。

もっと言えば言葉の世界は

人の心の浅い部分にしか触れられません。

深い部分に入って行くと、

言葉ではない何かを感じ合わなければならない。

作品を見てもらうと一番伝わると思います。

おそらくダウン症の人たちというのは

色彩感覚とか造形に関して

すごく特殊なセンスを持っていて、

まぁ、向いているんですね。

つまり、彼らに合っている、ということを言える訳です。

 

アトリエ・エレマン・プレザンでは      

どういう素材が彼らに合っているか

どういう環境が彼らに適しているかという事が

結構大事で注力を注いでいます。

本当に彼らのもってるものが伝るように

僕らは作品はあくまで作品として評価してほしいという事でやってきました。

彼らは調和していくという感覚で絵を描いているので

作品として出来上がった時に

その一枚が主張していって、他に勝つというような魅力を持っているのではなくて

 「争わない」「調和していく」という穏やかな特徴があります。

 

 

 

よく誤解されているんですけど

ダウン症の人たちの場合は

もともと知的な遅れはあっても

精神的な疾患がある訳では全くないんです。

ただ、後天的要因で、精神疾患になっちゃった場合は

その後の立ち直りはかなり難しいです。

精神疾患になっちゃうケースというのは

自分のリズムが尊重されない場所に

身を置いた場合が多いんですね。

ダウン症の人は学校だとか

障害者枠で就職することも多いので

様々な環境で、無理をしたり疲れたりして、

精神的な疾患を持ってしまう場合も多いんです。

 

 

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