第6回

ダウン症の人たちの秘められた力

さて、ダウン症の人たちの魅力をお話ししましょう。

障害の問題や福祉的な議論は今後も続いて行く事でしょう。

ただ、僕たちのアトリエが見て来た様な

彼らの本質に関わる様なことがこれまで

ほとんど語られてきていないと思います。

つまりは彼らの文化です。

真に自由に、そして本来のリズムで居られる環境に居た時、

そして,最も大切な事は

彼らの芯と響き合える人間と過ごしている時

彼らは本来の姿でそこに居ます。

鋭敏な感覚、穏やかでやさしい雰囲気。

人や物や環境と調和するセンス。

 

展覧会では作品を前に涙を流す方も多く見掛けます。

作品としての純度の高さは、様々なジャンルの方から高く評価されています。

そればかりではなく、病院や図書館やオフィスといった、

展示を目的としていない環境に作品を置いた時、

その環境と調和しお互いを活かす力があります。

これまでお茶屋さんやお花屋さん、お寺にも作品を置いて来ましたが、

どの環境にも溶け込んで場を明るく優しくしていました。 

この調和のセンスという秘められた力は、まだほとんど知られていません。

 

      

 

 

僕には3歳の息子がいるんですけど

ダウン症の人たちをみていて

やっぱり子どもにとっていい環境というのは

ほとんど一緒だなと思うんです。

そう言う意味で、今の社会というのはすごく偏っているなと思います。

普通の子どもがのびのびとする環境がすごく狭まっている。

 

ダウン症の人たちとつきあっていく時に感じる事なんですけど

かなりリズムが違うんです。

ダウン症の人たちというのはすごく

ゆったりとしたリズムで生きているので

そういう話をする事もあるし、そう言われるんですけど

けど、ちょっと考えてみると

僕らがゆっくりと言っているだけで

彼らから見ると、それは普通なんです。

 

 

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